「知って得する車選びのポイント」

2023年11月26日

「知って得する車選びのポイント」

・分かれば簡単! 失敗しない為の「諸元表活用法

・購入希望車のボディーサイズを確認しましょう!

ボディーサイズ
(全長・全幅・全高・ホイールベース)

当たり前ですが自動車を購入する場合には
自動車保管場所が必要になります。

購入希望している車が本当に
本当に保管場所(駐車場)に納まるのか?

この確認は各メーカーが発表している
諸元表」を読むことで簡単に
判断することが可能になります。

しかし、さらに注意してほしいポイントが
3点程有りますので下記に記載します。

注意が必要なポイントは運転者の
運転テクニックに対する熟練度
その他の使い勝手に関連した
駐車スペースと全幅の関係です。
代表的な事例を大きく3パターンあげました。

運転者の状況 駐車スペースと解説

運転者がベテラン熟練者

5ナンバー車(全幅1.7m以下)
の場合 駐車場の必要最小寸法は全幅に対して
左右各30cmスペースが必要ですので
2200mmになります。

運転者が初心者又は未熟者

5ナンバー車(全幅1.7m以下)の場合
全幅に対して各左右に60cmづつ必要と
言われていますので必要最小寸法は
2900mmになります。

車椅子など使用で介添えなどが

必要とするケースで5ナンバー車
(全幅1.7m以下)の場合

一般的に車椅子が使用出来る必要最小寸法は
駐車場全幅が3300mmと言われています。

事例を参考に購入希望車

ボディーサイズを「諸元表」で確認
保管場所(駐車場)との幅比べをしてもらい
現実の使用状況に適したスペースが本当に
確保できている?かを確認して頂きたく思います!

諸元表を読むことで 

3ナンバー、5ナンバー又軽自動車と呼ばれる車両の
メリット、デメリットを予測することができます。

3ナンバー、5ナンバー、軽自動車の定義とは?
「3ナンバー、5ナンバー ボディーサイズと排気量の違い」

5ナンバー「小型乗用車」は全長が4.7m以下
全幅が1.7m以下 全高が2m以下
又 排気量が2000cc以下と規定されています。

3ナンバー「大型乗用車」は5ナンバーの
規定全長が4.7m以下 全幅が1.7m以下
全高が2m以下 排気量が2000cc以下を
1つでもオーバーしていれば「大型乗用車」に分類されます。

軽自動車は全長4m以下 全幅1.48m以下
全高2m以下 排気量660cc以下と規定されています。

5ナンバーは3ナンバーに比べて一般的に税金が安く
市街地に行った時の駐車場確保も安心です。
(以前は基本5ナンバーサイズで駐車場設置)

又 5ナンバーは3ナンバーに比べて小回りがきく車種が多いです。
しかし、3ナンバーは排気量が多い為 多人数が乗車しても
加速が低下することが少なく急な坂道の上りでも
力強く上がっていけるメリットは大変魅力的になります。

3ナンバーはボディーサイズも大きいので、
室内空間も広く乗車中ゆったりとした感覚で安心できます。

軽自動車は日本独自の規格です。

小回りが良く、駐車もしやすいので
狭い道が多い日本の地形に適しており
女性ドライバーにも大人気です。

普通車に比べ税金も安く維持費を
低く抑えられるメリットは
大変魅力的であります。

一昔前はボディーサイズが小さいので
事故時に弱く安全性の面から敬遠される方も
いましたが近年は安全装備も充実して
事故による死亡者も軽減されました。

※軽自動車の保有台数は700万台近く
増えましたが、死亡者数は30人増に抑えられています。

最少回転半径(小回り性能)

最少回転半径とは自動車の小回り性能を
数値化した目安になります。

一般的にこの数値が低い程、小回りしやすく
狭い道の運転や車庫入れが楽になると言われています。

「3つの提言・助言」

・車庫入れに自信のない方や運転初心者
又長い間ペーパードライバーで運転再開された方は
出来る限り最少回転半径の数値が少ない車両を選びましょう!

・自動車を乗り換える時、買い替える時
最少回転半径の数値が同じ車両を選択すれば
新たな車を運転した時の取り廻しで始めから
失敗する確率が低くなります!

・細い道路や狭い駐車場を使用するときに
大変苦労するのはやはり決まって
最少回転半径の数値が多い車両です。
運転技術に自信がつくまでは絶対に
最少回転半径の数値が多い車両はやめましょう!

「注意事項とアドバイス」

最少回転半径の数値や全長・全幅など諸元表に
記載されている数値を理解できるようになると
自動車を購入するときの目安にはもちろん役立ちますが、
家(住宅)を建築又は購入する時の確認にも大変役立ちます!

駐車スペースの寸法上「軽自動車」しか入らない物件は
後に譲渡や転売時、不動産価値が低下します

又 建築基準法の接道規定は全面道路4m以上と
なっていますが実際はギリギリ4mの場合が多いのが現実です。

一般的な例で言うと日常生活でよく利用されている
スーパーマーケットなどの駐車スペースの通路幅は
標準5mと言われています。

スーパーマーケットなどの駐車体験を
思い返していただくと前面道路が4mギリギリでは
車庫入れがどれ程厳しいか容易に想像できると思います。

一般的な事例ですが、
自動車購入時や自宅購入時に少しでもヒントになれば幸いです。

「燃費(燃料消費率)」

「燃費とは?」
1ℓの燃料(ガソリンなど)を使用して
何キロメートル走行できるのかを表記する方法です。

この数値が大きい程 燃料性能が良い事になります。

燃費が少しでも良くなる事は燃料代の節約につながり
家計に優しく又地球環境にも優しくなります。

しかし最近はガソリン代が高騰しておりまして少しでも
家計応援に貢献できる車種が検討しやすい様にと
「総合ランキング」「コンパクトカー」「SUV」に
分けて表にしてみました。

今回のランキング表は実燃費ランキングです。
実燃費とは実走行の燃費の事で一般的には
諸元表JC08モードの7~8割の達成率だと言われています。

しかし、せっかく素晴らしい技術革新により進化した
燃費性能も定期的なメンテナンスを怠れば
エンジン内部が汚れてしまい燃費の悪化をまねきます。

その様な結果にならない為にも定期的で
適切なメンテナンスの実施が必要になります。

メンテナンスを実施する事により
燃費性能の回復やクルマの寿命を延ばす事が可能になります。

「燃費向上対策 悪化改善」

通常 燃費の悪化はエンジンなどの性能低下が原因です。
まず初めに「燃費向上3大対策」を紹介します。

タイヤの空気圧は正常か? そのタイヤは軽いタイヤ(エコタイヤ)か?
重い荷物(余分な荷物)を車内に置きっぱなしにしてはいないか?
③運転時「急発進」「急加速」「急ブレーキ」をしてはいないか?

上記 3項目は大変大切なので覚えてください!

「燃費を悪化させる要因とは?」

燃費の悪化は長年の走行によりエンジン内部で発生した
カーボンスラッジと呼ばれる汚れの堆積物が、
本来メーカーが設計した混合気の流れを邪魔して
燃焼効率を下げてしまう事に起因しています。

この状態を分かりやすく人に例えるならば、
日頃の不摂生により血管内部にコレステロールが
溜まり血流が悪くなって病気を併発している状態に似ています。

人ならこの場合生活改善で対処し、低カロリー
野菜中心の食生活などで血液をサラサラにして
血流促進する様に働きかけます。

燃費改善も同様でエンジン内部に堆積した
汚れを徹底洗浄する事により、
燃焼効率が向上する様に働きかけます。

全ての箇所が新車時の様に綺麗に
洗浄できれば本来のパワーが回復して
悪くなってしまった燃費が改善してくれるケースが多いです!