「レーダー探知機」役割と種類 基礎知識

「レーダー探知機」役割と種類 基礎知識

レーダー探知機とは? 
その名の通り 速度取り締まり装置から
発せられるレーダー波を検知することにより、
ドライバーに安全運転を促す装置です。

また無線情報を受信する機能や
GPS機能なども搭載。

さらに、カーナビのように詳細な
地図表示が出来るまで進化した商品もあります。

レーダー探知機の種類(モデル)

●スタンダードモデル
速度取り締まり用レーダーは、
基本レーダー波によって
速度違反車両を見つける仕組みになっています。

以下、レーダー方式名称の解説

「レーダー式オービス」
一般的なレーダー波式タイプ、
道路上方に設置したレーダー発射装置で
走行車両に電波を照射して跳ね返ってきた
波長から速度を算出して、スピード超過
していると判断すると後方に設置した
カメラでスピード超過車両を撮影します。

「新Hシステム
レーダー波の照射とデジタル撮影を
行うタイプです。
従来と違って短い周期で継続的に
レーダーを発射するタイプです。

「ステルス型」
道路脇に設置するタイプです。
待機中はレーダー照射されず、
走行車両が速度測定ゾーンに
近づいた時だけ数秒間レーダーを照射します。

●GPS搭載モデル
「ループコイル式」
レーダー波を使用しないタイプ。
道路上の3ケ所に磁場を発する
ループコイルを埋め込み、その上部を
通過する車両の速度を計測します。

「LHシステム」
ループコイル式とHシステムを組み合わせたタイプ

レーダー探知機の形状・タイプ

●一体型
ディスプレイ画面付レーダー探知機
受信状況や地図、走行速度などを音声で案内。
また同時に画面表示も行う主流商品です。
ディスプレイ画面も大型化して見やすく、
取り付けもダッシュボード上に専用スタンドを使用して直接固定。
視線の動きも少なくし画面が確認できます。

●ソーラー型サンバイザー対応タイプ
サンバイザー部分やダッシュボードに
取り付けるタイプです。
太陽光で充電するため、コードレスが可能。


●ミラー型
ルームミラーとレーダー探知機が
一体となっている「ミラー型探知機」
目立たずスッキリ車内に馴染みます。

レーダー探知機を選ぶポイント

レーダー探知機は日々進化しています。
複数の衛星に対応したものや地図、
実写、3Dなど知らせてくれる情報も多彩。

また車両診断を自動で行える
OBDⅡ機能を搭載タイプ
もあります。

またOBDⅡ対応タイプは、
GPS即位をサポートし、
マルチインフォメーションとして活用できます。
トンネル内などGPSが受信できない
場所でも車速情報によって自車位置を推測します。